新連載!?:ククサつくるです!
はい、昨日の続きというわけなんですが、タイトルでもうバレバレですねw
ククサとは、北欧フィンランドの伝統的な木のカップです。
贈られた人は幸せになるという言い伝えがあります(が・・・諸説あります)
そんなククサを自分も手作りしてみたい!と思った次第であります。
先日の「未乾燥のサクラの木材」で浮かれていたのはこのためでございます。
まさか都合よく見つかるとは思いませんでした。
材料について
本場では白樺に稀にできる瘤(こぶ)から作るのだそうですが、それはさすがに日本では簡単に見つかりません。
というわけで、日本といえばサクラ!木目も綺麗!というわけでサクラで作ろうと思い立ったのであります。
ちなみにフィンランドの国樹は白樺だそうです。動画でしか見たことありませんが冬のフィンランドの白樺林は本当に美しいですよ(*´Д`)
普通に丸太から作ると乾燥したときに割れやすいため、太い薪の中心部分を避けて木材とします。
大きめの物ですから、とにかく太くてしっかりした未乾燥の薪が必要だったんですね。
太いだけならいくつかあったのですが、ヒビが入っていないものを見つけるのに苦労しました。
使用道具
- モーラナイフヘビーデューティー
- モーラカービングナイフ
- 手斧(ハスクバーナ)
- ノコギリ
- 紙やすり
- ドリル
今まで道具をコツコツそろえてきたのはこの為といっても過言ではない!!
出来る限りアナログな手作りをしたくてこだわってみました。
刃物はすべてスウェーデン製というあたりもこだわりポイントです!
そして刃物のメンテナンス方法を実践したのももちろんこの為!
あ、ドリルだけはすみません・・・穴だけは綺麗に開けたいのでご勘弁を(´Д`)
商品リンクは記事の中に載せていきます。
材料切り出し
では、いよいよ製作のスタートです!
あまりの道のりの長さに既に”めまい”がしますがコツコツと頑張っていこうと思います。
これが先日いただいた材料。
薪ストーブの塗装焼き入れをしている間に切り出し~荒削りをやろうと思います。
ノコギリで切断
まずはノコギリで適度な長さで切ります。
シルキー ゴムボーイ(荒目)210mm 本体セット 294-21
ノコギリはこんな感じのやつのホムセンPB商品です。
手斧で成形、荒削り
そして手斧で樹皮を取ったり、ガタガタな切断面をある程度ならしてから荒削りをしていきます。
もちろん使うのは何度も登場しているハスクバーナです。本当にお気に入りです。
フリーハンドで雑におおよその形を書いて見ましたw
荒削りで出た木っ端などは黙々と燃焼中の薪ストーブに放り投げます。
未乾燥なので燃焼し始めるまでが大変です。温度も急激に下がり、煙も出ます。
未乾燥の木はやっぱり簡単には燃えないもんですねー。
なんとなくここまでやってみました。今思うともっとガンガン削ってよかったなと思います。
が、
手斧のネック部分をもって作業していたとはいえ、やはり何度も細かく斧を下ろすのは疲れます。腕もかなりダルくなっちゃったので切り上げました。
続きは自宅で
腕もダルくなってしまったのと、嫁さんからの「晩御飯だから早く戻って来い」との連絡で切り上げて帰宅。
ここからはモーラナイフにバトンタッチ。本当に長い道のりとなります。
こんな状態の素材をモーラナイフで削っていきます。
いいですか?最終形はカップの形ですよ?どれだけ削らなきゃならないんだ_| ̄|○
モーラナイフ MORAKNIV(Mora Knife)コンパニオン ヘビーデューティ MG
スプーンや小皿などと違って素材が大きくてホールドしにくいので削りにくいったらありゃしないです(´Д`)
それでもコツコツと削ること1時間。
ここまでやりました!!
って、こうやってみると全然変わってねー(;´∀`)
いや、でも荒削りで荒れていた表面はある程度整えました。
特にこういったものは表面が荒れている最初が一番削りにくいです。
表面が整ってくると削りやすくなってきます。
あ、あと写真のカップ左側の部分はフチまで削って丸くしました!
今回は上下で色味の違う面白そうなものが出来上がりそうです。
しかし、この茶色の部分の木目は綺麗ですね~。この部分だけで小さめのものも作りたいなぁ。
ショットグラスか、ぐい飲みっぽいのが作れたらいいなぁ(´∀`*)ウフフ
そのまえにこのククサがいつ出来上がるか不明ですがね・・・・
さて、このククサ作り、これからは不定期で作業の進捗を公開しようと思います。
といっても、一度に進められるのはほんのわずかなので、数日分をまとめて記事にしようと思います。
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ではでは、果たしていつ完成するのか!?
そもそも完走できるのか!?
乞うご期待!(・∀・)
次回の記事書きました!
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