私なりの一人でのティエラワイドの張り方、設営の方法2 幕体編
前回に引き続き、私なりのティエラワイドの張り方です。
変わったやり方ですが、幕体を地面につけずに張ることができます。
以前どなたかのブログで見かけた設営方法なんですが、今検索しても出てきませんでした。。。
もくじ
幕体は巻いてある
まず、前提として幕体は撤収時に「巻いて」撤収してあります。
つまり、新品箱出しの状態だとこの設営方法は実行できません。
なので新品の場合は一旦、公式の手順で幕体をかぶせて撤収編の撤収手順で撤収してください。(近いうちに記事にします)
ポールの負担に気をつけて幕体を乗せる
まず、幕体を開始地点に準備します。
開始地点とは幕体を張るスタート地点という意味で、私は前回撤収時に前から後ろへ巻いて撤収したため、テントの後方ということになります。
(今は書いてある事の意味がわからないかもしれません(;´∀`))
こんな感じに広げます。前後を間違えないようにしましょう。
前方から巻いて撤収してある場合は、巻きが太いほうが前方となります。
メインポールとポールCがクロスしているところに幕体を架けます。
このとき、荷重が上からかかるように気をつけましょう。
幕体を乗せようとして左右に揺さぶってしまうと相当なストレスがポールにかかってしまいます。
ベルクロテープを止めながら戻していく
これは後方のフラップ部分です。
幕体の内側に3箇所ベルクロテープ(マジックテープ)があるのでポールに固定します。
ベルクロを三箇所とめました。
さぁ、いよいよここからは巻いてあるのを元に戻しながら幕体をかぶせていきます。
こうやってクルクル戻しつつ、ポールを越えるごとに内側のベルクロを止めていきます。
スカート付近にあるフックはまだかけません。
一番高い部分である赤いポール付近はちょっとした難関ですが、踏み台を使ったりして着実にこなしましょう。
スカートに近いほうをどんどん戻していけば、ねじれの力で天頂部もころころと転がってくれますよ。
真ん中を越えてしまえば後は結構簡単です。
幕体の縫い目とポールをあわせるように
ティエラワイドのポールと幕体の縫い目はきれいに合わさるように設計されています。
なのでベルクロをとめるときや、幕体をかぶせていくときはこれらを目安にして被せましょう。
これを守ることでテントの強度も設計どおりの値を得ることができ、張った姿も綺麗になります。
パツッと張るには?
幕内のベルクロを全部とめたことを確認できたら、早速幕体のフックを掛けて締めていきたいところですが、まずは前後のフラップをメッシュ込みでおろしてファスナーをしっかり閉めちゃいましょう。
ファスナーを開けたままでパツパツに張ると閉まらなくなっちゃいますからね(´Д`)
で、幕の中に入って、このフックをリングに引っ掛けてベルトをきっちり締めましょう。
もちろん、幕の外からできるのならそれでもかまいません。
ポイントはそれぞれ均等にきっちり締めることですね。
フックが終わったら次は・・・・
前後の張り出し部分です。しっかり引っ張ってペグダウンしたら・・・
ここもベルトがついているので、左右均等にしっかりパツッと引っ張って締めてあげましょう。
張り綱はしっかりとやりましょう
大きいテントは重心が高くて側面積が大きいので風の影響をうけやすいです。
穏やかな天候だったとしてもしっかりと張り綱をペグダウンしましょう。
理想は幕体から離れてペグダウンです。「張り綱は遠くへ」これはタープにも共通していますね。
寒い時期はスカートもしっかり
ここまででもうおしまいでもよいのですが、これからの時期は隙間風が気になりますよね。
そういうわけで、スカートもしっかりやりましょう。
スカートを止めるペグといえば定番のユニフレームのちびペグですね。
10本セット1つだとちょっと足りないので2セット必要です。
計量・コンパクトで、設営時の仮留めや
フラップ押さえなどに気軽に使えます。
ユニフレーム UNIF…
さらに・・・
こんなピンペグも使います。
ティエラワイドの前後フラップのスカートはハトメにペグダウンで固定します。
ちびペグだと入らないのです。
ピンペグだったらなんでもいいですよ。私はキャプテンスタッグのスチールペグです。
前後とめるのに4本必要です。
【お買い得ポイント10倍】
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
丸スチールペグ21cm5本組
5本組ですが安いと思います。1本100円もしません
しっかり引っ張ってペグダウンしましょう。
ここがフラップのハトメですね。ここには先ほど紹介したピンペグを使用します。
完成!
これで完成です!
少し詰めが甘かったのか、微妙にたわんでるところもありますが(;´∀`)
所要時間
写真を撮りながらインナーテント無しのここまでで50分弱といったところでしょうか。
正直、設営にはそこそこ時間がかかるテントだと思います。この方法も時間がかかっちゃう方法なのかもしれませんね。
ランドロックとかは早いですよね~。
利点
幕汚さない、地面につけないという点ではなんとなくいいなと思っています。
大型幕なので、普通にやるとどうしても地面を引きずったりしますよね。
でもこの方法なら引きずる事はないです。
なによりも勢いをつけて幕をかぶせたり、二人がかりでやらずとも一人で着実に設営することが可能です。
さぁ、次回は撤収編です。
ご想像通り、設営の逆再生ですが、ちょっとしたコツや豪快な収納について記事にします。
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