ABBM OUTDOOR

ファミリーキャンプ、ソロキャンプ、そして今度は狩猟!? いろんな野外活動やってみたい!キャンプ主体のそんなアウトドアブログです。

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初めての単独山行@秋葉山 からのバイク仲間に7年ぶりの再会をしてきました

   

私が普段乗っているバイク、シャドウ400。
17歳の時に購入し、乗り換えるタイミングが分からず気づけば14年。13万キロ以上を走行し、いよいよそこら中にガタが来ています。
オイル漏れ、ブレーキディスクの摩耗限界、リアのドラムブレーキはホイールごと交換しなければならない。エンジンのみならず足回りなどすべてに手を入れなければいずれ走行不能になってしまう。

そろそろ潮時なようです。寂しいですね。

そこで、私がバイクで元気に走り回っていた頃、何度か参加した集まりに数年ぶりに参加することにしました。
ちょうど11月の上旬にあるとのこと。
もしかしたら今のシャドウ400でなにかのイベント事に参加できるのもこれが最後かもしれません。車検も数か月後にありますからね。

で、せっかくなのでその集まりの宿泊地近くの山に登ってみることにしました!

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向かうは静岡

目指すは秋葉山

今回の宿泊地は静岡県の浜名湖畔の貸別荘。
というわけで浜名湖周辺の山は・・・とGoogleマップを眺めてみたら、「秋葉山」とありました。

どこかで聞いた事があるなぁと思ったら、秋葉神社前キャンプ場がある場所ですね!
その秋葉神社がある秋葉山、参道という名で登山道があるらしいのでここにしました。

 

準備して出発!

貸別荘に泊まるとだけあって、装備はちょっと着替えを持っていく程度。
後はいつもの登山装備を背負っていくだけ。なんて気軽!

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老いも老いたり14年。
最近はエンジンのかかりが悪い日もありますがまだ走れます。
伊勢湾岸〜新東名高速道路と走って浜松浜北ICで降りて下道へ。

しかし、朝早くの走行で、しかも谷あいの新東名高速だったの寒かった・・・(;´Д`)
たまらず、新城のSAに滑り込み、温かいコーヒーをいただきました。

インターを降りて気持の良いワインディングを少し走ったと思ったら・・・

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もう到着しちゃいました。2時間かからないぐらいだったと思います。

いそいそと登山準備をして出発です。

 

いざ、秋葉山

登山道はどこだ

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イマイチ登山道がどこにあるかわからず、とりあえず秋葉神社前の駐車場に止めちゃいました。
折角なので向こうに行ってみましょう。

 

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秋葉神社下社へ続く階段でした。

境内まで行って、少し眺めて出てきました。ここに登山道は無い(;´Д`)
スマホで調べてみると・・・・・全く別の場所でした。
と行っても歩いていける距離。折角なので歩きます。

一旦、神社前の道路へ出て、北上。

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しばらく歩くとこんなところに駐車場がっ!!
もっとちゃんと調べて来るべきでしたねー。いまならYAMAPの地図でも読んでから行くのですが、この時は特にそんなものも使わずでした。

 

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そんなわけで、秋葉神社へ行く時は北側にある駐車場に駐めてから行きましょう。
車道をそのまま北上すると・・

 

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こんな分岐がありますので右へ。「表参道」と書いてありますが・・・。

 

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ようやく、他のブログとかでみたことのある橋まで来ました。この先に登山道があるはず。

 

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石畳のなかなかな勾配を登っていきます。
これ、濡れなら滑りそうだなぁ・・・・と思っていたら、帰り際何故か濡れていて非常に危険でした。
手すりがなかったらすっ転んでましたねきっと。

 

登山スタート

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さ、ここから登山(?)スタートです!

 

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相変わらずの石畳をしばらく登るとこんな立て札があります。
ここから先は石畳もなく、登山道らしい見た目へ。

 

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なかなか気持ちよく森の中を歩きます。

が、ずっとずーーーーっと階段(;´Д`)
まさに階段地獄。岩場もザレ場もなにもありません。ずっと階段。
正直かなりしんどいw

 

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富士見茶屋跡に到着。
昔ここに茶屋があったそうです。ちょうどちょっと休憩によさそうなタイミング。
今もやってたらぜひここでお菓子とお茶でもいただきたかった。

 

しかし、さすが低山なだけあってずっと樹林帯。

 

富士山が見える?

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空は真っ青で気前の良い晴れ方。
こんな感じで青空が見えるようになってくると、

 

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突如鉄塔が現れます。ここはちょっと見晴らしのいいポイント。

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ほら、こんな感じです。
送電線がこんなにダイナミックに風景に入るのも悪くないですね。

天気が良ければこのポイントから富士山も見えるとのことですが・・・
残念ならこの日は富士山らしき山は見えませんでした。
下りに期待!

 

さらに登っていく

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さらに登って行くと秋葉寺・三尺坊があります。
門の手前で道が左右に分岐しており、左へ行けばこの門へ。
右へ行けば秋葉寺の横をとおってそのまま登山を続行できます。

折角なので門をくぐって、中を通っていきました。

 

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だーれもいなくて、静かでいいところでした。
建物向かって右手方向へ行けば登山道に戻れます。

 

img_8957登山道の所々に小さな鳥居がありました。
これは、以前大きな鳥居があった場所だそうです。

苔むしていて雰囲気がありますねぇ。

 

大杉現る

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地獄の階段ばかりな登山道をひぃひぃ言いながら歩いていると大杉が道のど真ん中に生えていました。

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とても大きくて立派でした。こういう大きな木は大好きです。

蛇足ですが、以前熊野古道大門坂を歩いた時は大きくて立派で荘厳な木が沢山あってとても良かったです。なにか神秘的なものを感じずに入られませんね。

 

階段地獄・・・その先に

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行けども行けども階段地獄。

どこまで続くの階段地獄。

いい加減にしてよ階段地獄。

 

と、まいってると

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秋葉寺とはまた違った門が現れました!

 

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随身門です。ゴールのようなもんですw

鳥居はくぐってはいけないとか、参道は端を歩くとかいろいろあるみたいですが、これってくぐっていいのでしょうか?w

門を過ぎるといよいよ秋葉神社本宮の境内です。

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朽ちた巨木の切り株が雰囲気を醸し出しています。

 

到着!

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標高866m、秋葉神社上社に到着です!

 

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最後の最後、階段を登ると「幸福の鳥居」なるものが。
思いっきりくぐっちゃいましたけどw

 

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立派な本殿!
やたら綺麗だと思ったら昭和61年に再建されたんだそうで。
青い空と緑と紅葉が入り混じってなんとも言えない清々しい気持ちに。

 

秋葉山本宮秋葉神社(あきはさんほんぐうあきはじんじゃ)は、静岡県浜松市天竜区春野町領家の赤石山脈の南端に位置する、標高866mの秋葉山の山頂付近にある神社。日本全国に存在する秋葉神社神社本庁傘下だけで約800社)、秋葉大権現および秋葉寺の殆どについて、その事実上の起源となった神社である。

祭神は火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)。秋葉山に鎮まる神で「秋葉大神」(あきはのおおかみ)とも称される。

Wikipediaより

創建は西暦709年だそうで、結構な歴史。
ヒノカグツチといえばイザナギとイザナミから生まれ、生れ出るときにイザナミの陰部をヤケドさせてしまって、これが原因でイザナミが死んで、怒ったイザナギに斬り殺された。のこったカグツチの血や死体から様々な神が生まれた・・・というなんとも仰天な神話にでてくるカグツチのようです。 ーWikipedia参照

 

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銀杏の木がまさに見頃でした。

 

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本殿横にある見晴らし台(?)からの景色はこんな感じ。
遠くは遠州灘まで見えます。866mと決して高い標高ではないですが、見晴らしはなかなかのもんです♪

 

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でもやっぱりこの角度が一番よさげ。

 

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幸福が舞い降りてきますようにw

 

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嫁さんに頼まれていたお守りも購入しました。
火防の神様なんだそうで、これで火にまつわる災いからは守られるかな?

 

昼ごはん

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境内に設置されていたベンチにて昼食です。

 

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今回はカレーメシにしてみました。

以前、いけじまでキャンプした時はレンジで温める方のカレーメシを熱湯で作ってみたのですが、こちらのカレーメシはカップ麺のように熱湯で食べられるように作られています。

昨日は雪も比較的すぐに止んで、思ってたほどは積もりませんでしたね。 でも肝心の名古屋高速はずっと通行止めで、朝の出勤時にひどい目にあいました(´Д`) 去年は雪降っても走れたのになぁ・・・

 

しかし、この日はものすごく良く晴れて、暑い!!
数日前まで寒気で冷え込んでいたので上着など色々持ってきましたが全く不要でした。

っていうかこんな日差しを浴びながらのカレーメシはなかなかツラかったですw

 

散策のち下山

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境内にはこんな茶屋がありました。
手ぶらで来ても安心ですね。むしろこの日の陽気なら手ぶらでブラブラ歩いてきて茶屋でマッタリするほうが良かったかもw

 

軽く散策したら下山。

トレッキングポールの利点を最大限利用して軽く走るように下っていきます。
なんだか下りって楽しい(・∀・)

しかし、砂利が浮き気味なのであんまり調子に乗ってるとズルっといきます。
一度コケかけました。油断大敵ですね。

 

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途中、鉄塔のところでもう一度展望を見てみましたが、やはり見えませんでした。
本当に雲ひとつ無い晴れた空ならみえそうですね〜。
それでも雲の影がある景色はなかなか良かったです♪

 

下山完了!

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無事に下山完了!
登りはずっと階段で結構しんどかったです。下りはなかなか軽快に下ることが出来ました。

そういえばところどころにベンチがあったり、◯町目と書いてあって一定の休憩を取る目安になりました。
そういった意味ではとても登りやすい山だと思います。

さぁ、結構な疲労感ですが、今から約一時間バイクを運転して7年ぶりに仲間のもとへ向かいます!

 

7年ぶりの再開

日も陰ってきて気温が下がる中ひた走ること1時間余り。

途中で道を間違えながらもなんとか到着しました。
スマホのナビを見ながら運転できるように、スマホホルダー買っとけばよかったorz

 

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暖かく迎え入れてくれました(*´∀`)

 

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近況報告などをしながら夜更けまで楽しく談笑しました。
7年の歳月が流れ、メンバーが引っ越していたり、結婚して子供がいたり、酔ってはヤンチャしてた人が丸くなっていたり、、、バイク野郎達は今もバイク野郎でした。

 

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牡蠣鍋いただいたり、いろいろ食べました。

勝手に料理が作られて、勝手に運ばれてくるなんて何年ぶりだろうw
いつもキャンプの時は私が設営から食事まで全部やってるからなぁw

深夜2時ぐらいまで頑張ったんですが、さすがに疲労の色は隠せず。オヤスミさせていただきました。
貸別荘なので深夜までヤイヤイやってても文句言われないのがいいですね。
残った人たちは4時まで起きていたんだとか。
私はそんなの気にも止めず爆睡。

 

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朝です!バイクが並んでいるなんて本当に久しぶりの光景です。

 

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そんなのを眺めつつ一服する人がいたり。

 

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朝ごはんも気づいたらならんでました。感動!w

 

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食べ終わって最後に記念撮影等をして解散。

 

帰る方向が同じ人たちと久しぶりに一緒に走りました。
あの頃(若かりし頃w)に戻ったようで楽しかったです。

気づけば半年に一度開催されるこの会も31回目。
15年も続けられていることになります。私が初参加したのは6回目から。

それからずーっとずーっと続いている。

続けてくれているメンバーの方に本当に感謝です。
そのおかげでこうして再会出来たわけですから。本当にありがたいことです。
再開した時にはなぜか涙が出そうになりました。
だってみんな老けてるのにそのまんまなんだもの(´;ω;`)

ちょっとだけセンチメンタルな気分になりつつ、オンボロバイクで帰宅しました。

 

このバイクにかける思い

愛車、フルオーバーホールにかかる金額がざっと見て40〜50万円。
そこまでして復活させるべきか否か。
毎日通勤に使っているものの、大きすぎて不便。安定感はあるんですけどね。

「13万キロも走ったし、満身創痍だからもうそろそろいいよね」と心の中で語りかけてしまったりもするのですが、もちろん返事は無いわけで。
だからより一層悩んでしまう。
人間って不思議なもので、「物」であっても心の中で擬人化してしまうようです。

17歳から人生の苦楽を共にしてきました。
たかが「物」だったとしても思い入れが強すぎてなかなか決断できないものです。
最新のバイクと違ってインジェクションではなくキャブレター。
寒い日はかかりが悪く、燃料の濃さを調整するチョークも手動。
でも14年も乗ってきたこの車体は今や自分の手足のよう。他人はまずまともに運転できないけど私ならできる。
相棒ってこういうものなんでしょうね。

 

今日もこのバイクで通勤をしつつ、これからどうするのかをもう少し悩んでみるとします。
結局、2度めの北海道の大地を踏ませてあげることは叶わないのかな。

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