コールマンシングルバーナー533 アンレデッド
去年の記事では買ったことを書いたり、今年書いた記事ではメンテのことを書きましたが、このシングルバーナーだけでのまともな投稿をしてなかったので今回改めて書いてみます。
もくじ
馴れ初め
それは昨年、我が家の燃料の統一を何にするかで悩んでたとき。
幸運にも、実家にあったノーススター2000を譲り受けることとなり、我が家の燃料はガソリンとすることに決まりました。
折角だからシングルバーナーもということでいろいろと調べてみました。
折角ランタンがコールマンなんだし、シングルバーナーもコールマンでいこう!
そう考えてまずはコールマンのホームページへ
上記508Aが現行の定番でした。
ネット上の実売価格はおよそ9000円・・・・ちと高いな・・・。
そういうわけでヤフオクを覗いてみると、508A以外にもたくさんのシングルバーナーが出品されている!!
ビンテージ??あんれでっど???
始めはなんのこっちゃでした。
2万円とか3万円とか、およそ手の届かない金額で取引されるコールマンのシングルバーナーたち。
調べてみるといろいろと分かってきました。
古いものはオールドコールマンといって、愛好家が高値で売り買いしていること、レギュラーガソリンが使えるアンレデッドなるモデルがあること。
そこで見つけたのがモデル533でした。
メーカー公認、無鉛レギュラーガソリンが使えるシングルバーナー
今はすでに廃盤品となっている、シルバータンクのレギュラーガソリンが使えるシングルバーナーです。
本来は高価なホワイトガソリンを使うコールマンのガソリン火器シリーズ。
しかしこれはメーカー公認でレギュラーガソリン、通称赤ガスが使えるのであります。
実は508Aとか普通のシリーズでも赤ガスで問題なく使うことが可能です。
が、ジェネレーターを詰まらせてしまわないように頻繁に使うことが推奨されるようです。
なぜ533にしたのか
- 廃盤品だがメーカー公認の赤ガス仕様
- たぶんあんまり使ってる人もいないだろう
- 安い
赤ガスは使えるし中途半端に古い分、使ってる人も少なそうなうえにヤフオクで安かったのです。たぶん5000円しなかったんじゃなかったかな。
かくして中古良品っぽい533が我が家に来たのでした。
注意書きが日本語です。
どうやら国内正規販売品だったようです。
このゴトクを横断している「ジェネレーター」といわれる部分が赤ガス対応品となっています。
実はそれ以外は508Aとほぼ同じだったりします。
つまり、508Aのジェネレーターを533のものに変えれば同じです。
ただ、ジェネレーターって2000~3000円するんですよね。
中古の508Aなりを買ってジェネレーターかえるぐらいなら533買ったほうがいいやってことです。
アメリカ合衆国カンザス州ウィチタで製造されたのでしょうかね。
93とあるから1993年生なんだと思います。この中途半端間のおかげか安く手に入れやすいです。
赤ガスのメリット
これはもう単純明快、赤ガスのメリットは1Lあたりの単価が安いことです。
コールマン純正の白ガスだと1Lで1300円ほどですが、赤ガスはガソリンスタンドで現在1Lあたり120円ぐらい。
10分の1になります。
折角なので着火!
折角なので着火の所作を記しておこうと思いますw
ポンピングをしたらコックレバーに指を添えてチャッカマンの火をバーナーリングそばに。
そのままコックをひねれば・・・・
着火します。
が、
最初は赤火がでます。
これはほとんど気化していないガソリンが燃えるからです。
これがまた、コックのひねり具合によってはかなり大きくなります。
30cmぐらいの火柱になったりしますが、慌てないでしばし待ちます。
すると程なくして青い火で安定します。写真は全開燃焼中です。
光源の色のせいか、ちょっと見づらいですが・・・
ウホッ!いい青火!
弱火、できます!
コールマンのシングルバーナーは弱火が苦手といわれますが、うちの子はこれぐらいの弱火ならできます。
一人分の炊飯もできますよ。
もともとは弱火はほとんどできなかったのですが、以前のメンテナンスで直りました!
時計回りでとまるところまでコックを閉めると消火します。
が、ジェネレーター内の気化ガソリンを燃焼しきるまでは火がついたままになりますのでご注意を。
ほとんどのガソリン火器がこういうもんなんじゃないかなぁとおもいます。
533がほしくなったら
もちろん、ヤフオクを漁れば今でも出品されていると思います。
新品がほしい場合は、アメリカからの平行輸入品が売られています。
値段はちょっとお高く、13000円ほどです(´Д`)
ちょっと大きくてスタイリッシュでもない火器ですが、なかなか壊れないし定期的に使ってあげるだけで調子よく使えていいですよ!
長い歴史があるだけあって堅牢です。
何故廃盤となったのか
一説によると、やはりジェネレーターは詰まるときは詰まる、それに対しての苦情があったとかなかったとか。
それで結局、クレーム処理に対するコストを考えて廃盤にしたというのをネットで見かけたことがあります。
赤ガス対応とはなっていますが、絶対にジェネレーターが詰まらないわけではないのです。
どうも、1年間ガソリンを入れたまま放置してたケースもあったとかなかったとか。
そりゃ詰まるわさ(´Д`)
というわけで簡単に紹介してみました。
この533がシルバータンクだったために、後のランタンもシルバーを買うのでありました。。。。
ちなみに今回の撮影風景はこんな感じでしたw
やっぱりランタンのやわらかい光はいいですなぁ~(^ω^)
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