[キャンプ無関係]サーバー移転をするかもしれない話
先週末に私を襲った謎の「腫れ」ですが、リンパの腫れではなく顎下腺の腫れなのだそうです。
顎下腺・・・・調べてみると2番めに大きい唾液腺のようです。
ここが細菌感染もしくはウィルス感染すると炎症を起こして腫れるようです。
何にせよリンパの腫れじゃなくてよかったです。こんなに腫れてたらえらいことです(‘A`)
ひとまず抗生剤の服用で様子見ですが、早速腫れも痛みも減少しているので細菌性の炎症だったようです。
週のはじめに風邪気味になって、鼻詰まりのために口呼吸していたら感染しちゃたのかな・・・
さて、話は変わりますが、サーバー移転をしようかと思っています。
以下、一般の方にとっては少々マニアックなお話になります・・・。
もくじ
いま利用中のサーバー
現在利用中のサーバーはDTIのServersman@VPSというサーバーです。
月額500円ポッキリ。
HDD容量40GB、メモリ1GB、スワップつきでCPUは2コアの仮想サーバーです。
こんな小さくて知名度もイマイチなブログを運営するには充分なスペックです。
まぁ、多少動作がもたつくかなと思うこともままありますが、ブログの閲覧という点で言えばOKなはず。
(遅いのはブログの管理、投稿をするとき)
問題点
今まではほとんど不自由なく使ってきました。
なんと言っても、専用の仮想サーバーが与えられるVPSです。
管理者権限もあるおかげでパッケージの追加や削除、カスタマイズも思い通り。
がしかし、アップデートが自由に出来ない!!
initscripts問題
Serversman@VPSで使われているサーバーOSはCentOS7ですが、専用のチューニングが施されています。
で、そこに制約が。
initscriptsというパッケージを更新するとサーバーへの接続ができなくなってしまうのです(;´∀`)
こうなると完全にいじることが出来ません。しかも対処法が初期化のみ。
初期化ということはもちろんデータは全て失われてしまいます。
なんてこったい!!(迫真)
というわけで、initscriptsが更新されてしまわないように、設定しました。
ちょっと驚くことに、この設定もユーザー側でやらなければいけない。
何も知らずにアップデートかけるとサーバーが沈黙します。実際私も一度やっちゃいました。
だって、普通OSインストールしたらまずはアップデートかけるでしょうよ・・・
アップデートが不可に
さて、ひとまずinitscripts問題は上記の方法でクリアしました。
構築当初はこれでアップデートもかけることが出来、一件落着。
したかに思われましたが
最近久々にアップデートをかけようとしたら・・・・
既に入っている他のパッケージの依存関係としてinitscriptsの更新をしようとしやがります。
しかし、initscriptsはアップデートから除外済み。すると何が起きるか。
initscriptsに依存しているパッケージが軒並みアップデート除外
↓
除外になったパッケージに引っ張られて依存しているパッケージがアップデート除外
↓
アップデートできません
なんてこったい!!!(二度目)
ま、まぁいいさ・・・重大なセキュリティの脆弱性が発見されたらピンポイントで対処してやろうじゃないの。
パッケージインストールできない問題
ここまでで既に瀕死のダメージを食らっていましたが、トドメが来ました。
ある日、サーバーのカスタマイズをしようと思い、httpd-develというパッケージを導入しようとした時のこと。
httpd-develをインストールしようとする
↓
依存関係のある別パッケージも一緒にインストールリストに入る
↓
バージョンの世代が揃わないので依存関係のあるインストール済みのパッケージがアップデートリストに入る
↓
initscripts(ry
(#゚Д゚)うおおおおおーーーー!!!
initscripts一つのせいでここまでズタボロにされました。
問い合わせてみた
ひとまず問い合わせを上げてみました。
現状、initscripsをアップデート対象から外していることにより、yum updateをすることができないでいます。
昨年中からある問題かと思いますが、これから先fixする予定はありますでしょうか。
もしあるなら予定を教えてください。導入したいパッケージが依存性に引っ張られて導入出来ない状態です。困っています。
また、最新のパッケージに更新できないことはセキュリティ上好ましくないと思うのですがいかがでしょうか。
これに対する返事がこちら
お問い合わせの件につきまして、基本OSテンプレートでは弊社の仮想化
プラットフォーム上で基本動作を確認させていただいたうえでお客様に
ご提供させていただいているものとなります。そのため、弊社では基本OSテンプレートに標準インストールされている
パッケージにおいて重大な脆弱性及びバグが確認された場合には弊社でも
調査のうえ、基本OSテンプレートの改修などを実施しておりますが、
お客様がアップデートされるパッケージについては動作保証外となります。誠に恐縮ではございますが、initscriptsのアップデートに起因する問題に
つきましては、その後のバージョンでも問題が発生する事が報告されて
おりますが、本事象につきましては基本OSテンプレートからアップデート
された為に発生する事象であり、yum updateに伴うパッケージアップデート
後の各種パッケージについての動作保証をしていない事から、事象解消の
予定はございません。弊社といたしましては、yum updateを含め、お客様にて各種アップデートを
実施された場合には、インストールされる各パッケージの動作に依存するため、
パッケージに関する動作については、全ての動作を確認する事が弊社でも困難
となってしまいますことから、動作保証は行っておらず、サポートの対象外と
させていただいており、個別の確認も承っておりませんことを、何卒ご了承
いただけますようお願い申しあげます。お客様のご期待に添うご案内とならず誠に心苦しい限りではございますが、
何卒ご理解賜れますようお願い申しあげます。
うん、すっごく丁寧!!
さすが、どこぞのオンラインメディアとは違いますね!
って、比べてもしょうがないか。
しかし、動作保証どうのこうのは全権限を付与するVPSである以上仕方ないと思うけど、実質アップデートもパッケージ追加もできなくなってちゃどうしようもないじゃないか・・・・。
そんなわけでこりゃもう引っ越すしか無いんじゃなかろうか。
と思い立ったのであります。
引越し先候補
ざっとしらべたところ、VPS業界ではド定番の「さくらのVPS」にしようかと思います。
スペックとお値段
容量はSSD30GB、メモリは1GBスワップ2GB、仮想CPU2コアのプランがいいかなと。
月額972円と、2倍ぐらいになってしまいそうですが、OSはいろいろと選べるみたいですし、なんと言ってもアップデートできる!
HDDはSSDのようですが、思っていたほど早くないとの噂。
使用感
実は既に2週間お試しプランで触ってみました。
操作性はかなり上々!
さすが業界で人気のVPSなだけあります。
わずらわしいinitscripts問題もありません。
これなら972円払ってもよい・・・ような気がします。
広告代で余裕でペイできたらいいんだけど、現実はなかなか厳しそうです。
実際のお引越しについて
まだしばらくいろいろと忙しいのと、入れたかったパッケージってのも緊急性がないのでのんびりやっていこうと思います。
引っ越しの手法も、サイトを一時公開停止して引っ越すのか、ノンストップで引っ越すのかなど色々とあります。
IPアドレスが変わるのでドメインの登録変更とかもありますし、勉強しなければいけませんね。
こんな電脳DIYも楽しいもんですね〜。
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