デリカD:5に棚をつける! 前編〜サードシート取り外し〜
デリカの積載アップ方法といえば!定番のサードシート取り外しです。
今回はそれにプラスして積載の利便性向上のために棚も作ってみようと思います。
写真が多くなりますので前後編に分けてお送りします。
前編はタイトルの通り、サードシートの取り外しまでです。
検索すれば同じ方法がたくさん出てきますが、しっかり写真を交えて解説してまいります。
後編はいかに簡単に手抜きをして棚を作るか、そしてどのように有効活用するかを記事にします。
もくじ
ミニバンなのに・・・
デリカってミニバンなのに積載性はあまりよくありません。
それはまず、エンジンルームが大きく、キャビンが後ろ寄りになっているのが原因の一つ。
セレナやノアヴォクと比べるとフォルムではボンネットが出ているように見えませんが・・・ダッシュボードがとっても広大なのですorz
そのため室内は後ろ寄りの配置。
それに伴って2列目3列目もほかの同車格のミニバンと比べてやや狭めの印象です。
加えて、最低地上高20cmを達成するため、社室内の全高もやや低くなっています。
そして極め付けが・・・
跳ね上げ格納のサードシートです。
デリカのサードシートはシートの厚みもあって比較的乗り心地が良いです。
しかしそれが仇となって格納は上の写真の通り残念な状況orz
というわけでこのサードシートを取っ払っちゃいます。
注意
サードシートを取り外したままにしておくと車検証に記載されている乗車定員とは違う乗車定員になってしまうため問題があるようです。
特に15日以上シートを外した状態で使用する場合、構造変更届けを出す必要があるようです。
もちろん、このままでは車検にも通りませんので、外したシートはいつでも元に戻せるようにしておき、用が済んだらちゃんと元通りに取り付けておきましょう。
もしくはサードシートを使う予定がこの先無いのであれば、構造変更してしまうのも良いかも知れません。
必要な工具
- プラスドライバー
- 精密ドライバー
- 14mmのレンチ(ラチェット使うと楽です)
これだけで作業が可能です。
作業開始
それでは早速作業開始です。
シートアームの生地を少し剥がす
シートを跳ね上げた状態でこの部分を、、、、
ガバァっとこれぐらい開けちゃいます。
この部分はマジックテープで付いているだけなので簡単に空けることが出来ます。
底面パネルの取り外し
格納状態のシートを下からのぞき込むとこのようなネジがありますので、プラスドライバーで外します。2箇所あります。
このとき、まだこのカバーを外すことは出来ないはず。
アームカバー取り外し
格納状態のシートを下ろします。背もたれは起こさなくてOKです。
樹脂カバーのこの部分の丸いフタを精密ドライバーで外します。
ぶっちゃけ、適当なマイナスドライバーでもいいです。引っかかれば何でもいいです(・∀・)
中にネジが隠れていますので外します。
もちろん、前側にもあるので忘れずに外しましょう。
これで樹脂カバーが外れます。
最初の底面の樹脂カバーもこのタイミングで外すことが出来ます。
14mmレンチの出番
カバーを外すと前後のボルトがあらわになります。
こいつが親玉です。
シートの荷重がかかっているので結構硬くて作業がやりづらいですがシートを少し持ち上げつつレンチを回しましょう。
これで外れました!!
白いプラのブッシュは無くさないように
シートアームのボルトがはまる穴にはこんなプラスチックブッシュがあります。
これ、ボルトを外すとポロっと落ちてきたりしますので無くさないように気をつけましょう。
頼もしいスペースのできあがり!
サードシートが外れて荷室容量が大幅アップです!
これで積載の厳しいデリカでも効率よく積み込むことが出来ますね。
なお、サードシートの付け外しをしやすくするこんなパーツもあります。
シートアームカバーに穴を空ける必要がありますが、工具不要で付け外しができるようになりますよ!
デリカ乗り定番のパーツですが近いうちにレポします!
次回は小一時間でできちゃう荷室棚です!
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